Japan Theological Seminary

挨拶  






名誉学校長

奥山実 牧師(宣教学名誉博士)(Okuyama Minoru)


ーー伝道の神学校ーー
                                                                 
  "この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民に証され、それから終わりの日が来ます"(マタイ24:14)

   専門学校日本神学校の目的は「世界宣教の達成」(マタイ24:14)です。そしてそれは主イエス様の宣教大命令を忠実に行うことで、人間的ビジョンの実現ではありません。
  イエス様の宣教大命令に従う神学校とは、伝道中心の神学校で、この神学校で最も目立つのは伝道です。
   宣教大命令は「4福音書」に1つづつと「使徒の働き」に1つで、合計5つありますが、その中で明確な「命令形」は、2つで、
  "全世界に出て行き、すべての造られたものに,福音を宣べ伝えなさい"(マルコ16:15)、と
  "あなたは行って、あらゆる国民を弟子としなさい(マタイ28:19)、です。
  「初代教会」も「パウロの一行」も全面的に、真剣に、命をかけて、この2つの宣教大命令に従い、「文字通り実践」いたしました。地上最初の教会「エルサレム教会」はエルサレムの「全住民に」福音を伝え(使徒5:27-29)、しっかりと「弟子化」していたのです(使徒8:1-4、9:31)。つまり地上最初の教会、エルサレム教会は、「本当の伝道とはこうするのだ」、という模範をしめしたのです。
  立派に弟子化されていたエルサレム教会の信徒達は指導者なしで、「信徒だけで」ユダヤとサマリヤ全土の「すべての人々に」福音を宣べ伝え(使徒8:40)、数え切れないほどの「生き生きした教会」を生み出したのです(使9:31)。
  つまり教会のなすべき伝道とは、主イエス様の御命令通りに伝道することで、1つの地方教会は、教会が置かれているその町の一部の人ではなく「すべての人に」福音を宣べ伝えることであり、救われた人を立派に「弟子化」することで、落ち着いた平安そのものの伝道が出来るのです。
  そしてもう1つ教会のなすべき伝道は、世界宣教のプロ集団である宣教団体(パウロの一行)と協力して、地の果てにまで福音を宣べ伝え、再臨の主をお迎えすることです。
  主イエス様の宣教大命令通りに、日本全土に福音を満たし、世界宣教の達成を目指す、伝道中心の専門学校日本神学校に、多くの参加者を期待しています。
      マラナ・タ、主よ来りませ!






学校長


秋山  均(Akiyama  Hitoshi)


 神が召した者は、神の言葉を語るしかありません。
今の日本に必要な人材は、神の言葉(十字架の言葉)をまっすぐに語れる人ではないでしょうか。
すなわちイスラエルのエリシャの時代の預言者学校のように、
偶像の時代に、十字架の言葉をまっすぐに語れる人を、養育する事を主は求めていると信じています。
イスラエルの真の希望がエリシャの預言者学校にあったように
日本の真の希望は、この日本神学校にあると信じています。
キリストだけを正しく語る伝道者を育てる神学校へ、ようこそ。